Secondlifeアニアバ向け髪型講座

　セカンドライフで可愛いアニメアバターを作る具体的な手順を、画像付きで解説します。

髪型の選び方

　SLの髪型には「リグ」と「アンリグ(ノンリグ)」の2種類があります。

　「リグ」とはアバターの「骨」のことであり、リグが入っていることでアニメーションと連動してモノを動かすことができます。例えば服が、腕や足と連動して動くのはリグが入っているおかげです。

　髪にもリグが入っていることで、身体の動作に連動して髪を動かすことができます。ロングヘアなどで「頭を動かした時に身体に髪が刺さる」ような事態を防止でき、リグにはリグの良さがあります。

　ですが……

　リグの入った髪型は「シェイプと連動」しますので、作者があえて「ASR向け」として作っていない限り、 アニアバには髪が小さすぎるという問題が起こります。

　一方の「アンリグ」はリグが入っていないため、身体の動作に連動して髪が動くということはありません。しかし、「シェイプと連動しない」ためサイズ調整が自在というメリットがあります。ゆえに、ASRを使っていてもアンリグの髪なら、頭のサイズにフィットさせることが可能なのです。

　ゆえにアニアバをつくる際、基本的にはアンリグの髪を使うことになります。購入前にDEMOを試して、サイズ調整ができるかどうか、リグの髪なら頭にフィットするかどうかを確認しましょう。

　高品質でアニアバに使える髪は人気で、それだけ他の人と被ることが多いです。また、完全に好みに一致した髪型を探すのも困難でしょう。

　そこで髪を改造・合成して、唯一無二のアバターにしていきましょう。

　「この髪型めっちゃ気に入ったのに……前髪以外は！」

　そんなときに利用したいのが、別売りの前髪です。私は「WINGS-HAIR-Bangs-No.1（マーケットプレイス）（L$700）」を愛用しておりまして、下記画像のように、別で買った髪に前髪を追加したりしています。

　2つの髪型を改造して合成するというワザもあります。各ショップ・各商品によってできたりできなかったりするので確実ではありませんが、追加した髪を右クリックして「編集」を選び、「面を選択」そして「材質」タブを開いてみましょう。

　「透明度」の変更が効く場合は、改造・合成が可能な髪形です。このアバターでは前髪部分を透明化することにしました。「面を選択」状態で不要な部分の透明度を「100」に変えていきます。

　そして別の髪型に同梱されていた前髪を追加し、色を揃えたら出来上がりです。

　ちなみにこのアバターに利用したのは、「Ayashi Dzhun hair（マーケットプレイス）」と「[YABAI]Happy Hair（マーケットプレイス）」です。私の知る限りAshashiの髪は、Fatpackで購入した場合のみ髪の部分編集が可能です。

　アニメアバターを作る際に、私がよく利用するお店・人気のお店などを紹介します。

　画像上部はお店のSS、下はmonso hairの髪型で組んだアバターの例です。気に入った髪型のDEMOをもらい、「Unrigged」と表記されているものが入っていれば、アバターに追加した髪をクリックしてサイズ調整（RESIZE）することができます。

※前髪は「1.別売りの前髪を利用する」で紹介した別売りの前髪を利用しています。

　価格はL$280～L$499

　画像上部はお店のSS、下はmonso hairの髪型で組んだアバターの例です。気に入った髪型のDEMOをもらい、「norig」と表記されているものが入っていれば、付属のHUDを操作してサイズ調整（RESIZE）することができます。

　価格はL$345～

　画像上部はお店のSS、下はMagika Hairの髪型で組んだアバターの例です。気に入った髪型のDEMOをもらい、「resize」と表記されているものが入っていれば、アバターに追加した髪をクリックしてサイズ調整（RESIZE）することができます。

※前髪は「1.別売りの前髪を利用する」で紹介した別売りの前髪を利用しています。

　価格はL$400～

※アバター：とんちゃん（＠sirobuta）

　画像上部はお店のSS、下はYUMYUMの髪型で組んだアバターの例です。気に入った髪型のDEMOをもらい、「unrigged」と表記されているものが入っていれば、アバターに追加した髪をクリックしてサイズ調整（RESIZE）することができます。

　価格はL$300～

最終更新：2022/03/15 14:59