セカンドライフで可愛いアニメアバターを作る具体的な手順を、画像付きで解説します。ASR Aeon Bento HeadとLegacy Mesh Bodyを使います。
目次
アニメアバターを作るに当たって、まずは必要なものを揃えましょう。 しかし「ヘッド」「ボディ」「スキン」「瞳」など、選ぶものが多くてしんどいと思います。 そこで「買うべきもの」を私が指定します。
この5つでL$6,290、日本円にして3000円程度でアニアバの顔と身体ができます。
アバターの「頭」に当たるパーツで、「Aeon Head」はアニアバ界の常識です。 悪いことは言いません。とりあえずこれを買いましょう。
価格はL$650
アバターの「身体」に当たるパーツで、上記「Aeon Head」とこの「Legacy」をセットで使うのがおすすめです。 ボディラインが美しく、胸や腰の大きさの調整で自由度が高いのが特徴です。
身体は「Maitreya」が最も一般的ではありますが、「Legacy」も発売から時間が経ち、 対応ファッションが増えてきておりアニアバ界でも新常識として認知されています。 値は張りますが、今最もアツいボディです。
価格はL$5,000(マーケットプレイスではL$5,500。より安いインワールドのショップで買うのが良い。)
真ん中の「Feminine Edition」が標準。右の「Petit」は胸が小さいもの、左は妊婦。 幼いアバターをつくるにはこの「Legacy Petit」か「Maitreya Flat Chest」が良いですが、対応服は標準品のほうが圧倒的に多いです。
スキンは「肌」、タトゥーは「化粧」に当たるMODで、上記「Aeon Head」「Legacy」の表面のテクスチャを入れ替えるものです。 この商品にはスキンとタトゥーが同梱されており、アバターの品質を高めるのにおすすめです。
スキンやタトゥーは様々なクリエイターさんが出品しており、種類があまりに豊富です。 選ぶのは大変でしょうから、ひとまずはこれを買っておきましょう。
価格はL$350
ASRシリーズの「瞳」のテクスチャを変更するMODで、アバターの印象はこれ次第と言っても過言ではありません。 スキン・タトゥー・瞳の組み合わせで大きく個性が出ます。
こちらも様々なクリエイターさんが出品しており、種類があまりに豊富です。 選ぶのは大変でしょうから、ひとまずはこれを買っておきましょう。
価格はL$200
髪型は「rigged(リグ入り)」と「unrigged(リグなし)」があり、アニアバにリグ入りの髪型はあまり使えません。 なぜなら、アニメヘッドはその他のヘッドに比べてサイズが大き目で、リアアバ(リアルアバター)を前提に作られた髪型では、 頭が髪から飛び出してしまうからです。
しかし、YABAIシリーズなら心配は無用です。ASRに使用することを前提として作られていますので、 「細かいサイズ調整」や「髪を改造して部分的に非表示にする」などの作業が不要です。 そこで、ひとまずはこれを買っておきましょう。
価格はL$90
また、髪型に関しての詳細記事を用意しましたので併せて参照してください。
デフォルトのリンデンアバターを脱いで、アニアバに着替えましょう。 デフォルトでは以下のような、なんとも言えないアバターだと思います。
そこで、アバターを右クリックして「アウトフィットの編集」から「装着物」タブを開き、 取り外せるものは全部取り外してしまいましょう。
次に、予め購入しておいた「Aeon Head」と「Legacy」の中で、必要なものを「追加」します。 以下の画像に表示されたもの一式を、インベントリの中からすべて「追加」してください。
特に「head only alpha」は、「body and head alpha」と間違えないようにしてください。
※アバターに何か取り付ける・着せる際は「装着」ではなく「追加」を選びましょう。 「装着」した場合、装着部位が被った他の装備品を、勝手に脱いでしまう現象が起きることがあります。
「身体から身体がはみでている」ような状態になったと思います。 そこで、次の画像の通りにLegacyのHUDを操作して、「Apply BOM」をクリックしてください。 これで「Aeon Head」「Legacy」のみが表示され、元のリンデンアバターは完全に隠れたと思います。
※BoMとは「bake on mesh」の略で、スキン・タトゥー・下着など「リンデンアバター向け」に作られたものを、 LegacyやMaitreyaなどのメッシュボディに利用するための技術です。 難しいので詳細は割愛しますが、これで使える装備品の幅が広がります。
※「Firestorm LSL Bridge」はセカンドライフのサードパーティビューワである「Firestorm」を利用していると、自動的に装着されるものです。 アバターへの影響はありませんので、なければない・あるならあるで構いません。
以下の画像のようになったら成功です。
頭と身体の色が違って変ですよね。そこで、頭と身体のスキンを変更します。
購入しておいた「[[DropDown]]SEISO2 skin」の中に「[[DropDown]]SEISO2 body skin Legacy BOM」というものが入っています。 これを「装着」しましょう。
※スキンやシェイプのように、「追加」ではなく「装着」しかできないものもあります。
装着が済んだら、以下の画像の通り「eyebrows」「eyelashes」「tattoo lips」「skin A」を1つずつ「追加」して、 それらを適用していきましょう。
スキン・タトゥーの適用が終わったら、「[MeMe] Doll glass eye」を追加しましょう。 好きな瞳を適用して、赤丸で囲った「Full Bright」をオンにすると、瞳が明るくなると思います。
「Aeon Head」のフォルダの中に、「Aeon Head colorchanger」というものが入っています。 これを使って眉やまつげの色を変えることができます。
赤丸で囲った「eyebrows(眉)」「eyelashes(まつげ)」以外は変えない方が吉です。 他の部位は、一度変えると元に戻すのが大変で、ヘッドをイチから作り直すハメになります。
残念ながら、顔と身体の色は完全には一致しません。 これはどのメーカーのスキンを買っても同じ現象で、つなぎ目を首輪・チョーカーで隠すことで不自然感を抑えるしかありません。
購入しておいた「[YABAI] Twiny Hair」を開き、次の画像の通り太字になっているものを「追加」してください。 また「Hair Color HUD」を使用して、髪やリボンの色を変更することもできます。
これから「シェイプ」を調整して顔の形を整えていくのですが、 その前に目の位置・形、眉の位置をある程度決めておきましょう。
「つり目・たれ目」「上まぶた・下まぶたの形」「眉・目の位置」はこのHUDでしか変えることができません。 これを先に決めておくと、シェイプの調整で迷子にならずに済むので、おすすめです。
ちなみに眉と目の位置を下げると、顔が幼い雰囲気になります。 おすすめ設定は次の通りです。
設定が終わったらHUD右側の「1」を押して「save」しておくとよいでしょう。 上の画像のような顔になったと思います。次にアバターを右クリックして「シェイプを編集」を選んでください。
慣れないうちは「いじりすぎない」ことが重要です。 そこでとりあえず、以下の画像に示した項目を、赤丸で囲った数値に設定してください。
体型で気をつけたいのは、次の3点です。
またシェイプの編集時に「身長」が表示されますが、この数値はあまり当てになりません。 「シェイプの身長=リアル世界の身長+20cm」くらいのイメージで、 「170〜190cm」の範囲に収めると良いでしょう。
一度適用したスキン・タトゥーは、HUDの「CUSTOMIZE」に追加されていきます。 「眉を元に戻したい」と思ったら、「EYEBROWS」欄のテクスチャをクリックすると、以前の眉に戻すことができます。
「eye」「eyebrows」「eyelashes」などは、様々なクリエイターさんが出品されています。 「ASR eye」などでマーケットプレイスで検索をかけて、いろんなものを試してみましょう。
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